結婚の挨拶で持参する手土産は、相手のご両親に好印象を与え、両家の関係を深めるための重要なアイテムです。その際、熨斗やラッピングの選び方はマナーを守り、丁寧な気遣いを示すために大切です。
しかし、結婚挨拶の場面では、熨斗を使用しない方が良い場合もあることをご存知でしょうか?今回は、熨斗が不要な理由やラッピングのマナーについてご紹介します。
1. 結婚挨拶の手土産に「熨斗」は本当に必要?
結婚挨拶の手土産に熨斗をつけるべきかどうかは、意見が分かれるところです。以下は、熨斗が不要とされる理由と、必要な場合の使い方です。
・熨斗が不要な理由
熨斗は慶事やお祝いの際に使われるものであり、結婚の承諾を得る前の「ご挨拶」の場面ではお祝いの意味合いを持たないため、使用しないことが一般的です。まだ結婚が確定していない段階で熨斗を付けると、誤解を与えてしまう可能性もあります。
・熨斗を付ける場合のルール
熨斗を付ける際は、「内のし」を選びましょう。内のしは包装紙の内側に熨斗をかけるため、控えめな印象を与えることができ、相手に負担をかけません。表書きには「ご挨拶」や「御礼」と記載し、名字のみの名入れを行います。
・水引の種類と選び方
「紅白の結び切り」または「10本結び切り」の水引を使用するのが正式です。紅白の水引は結婚の場にふさわしく、繰り返さないことを表すため「一度きりの慶事」に適しています。
2. ラッピングは必須!熨斗の代わりに丁寧な包装を
熨斗を省略する場合でも、ラッピングは必須です。美しいラッピングは、手土産全体の印象をアップさせ、相手に対する気遣いや礼儀正しさを伝える重要な要素となります。
・包装紙の選び方
結婚挨拶の手土産には、落ち着いた色合いの包装紙を選びましょう。白やベージュ、淡い色合いの包装紙が、上品で清潔感のある印象を与えます。特に、リボンやシールを加えて控えめに華やかさを演出するのもおすすめです。
・ラッピングのポイント
包装紙の選び方やリボンの色は、相手のご両親の好みやお住まいの雰囲気に合わせて工夫すると良いでしょう。結婚挨拶は両家の関係を築く場であるため、派手すぎないシンプルかつ洗練されたデザインが好まれます。
3. 熨斗のマナーとラッピングのポイントを理解して、好印象を与えよう
結婚の挨拶は、相手のご両親との初対面であり、今後の関係を築くための大切な場面です。そのため、熨斗やラッピングに関するマナーをしっかりと理解し、状況に応じて使い分けることが求められます。
・熨斗が不要な理由を説明する
手土産を渡す際に、「熨斗をお付けするほどの格式張った場面ではないと思い、ラッピングのみで失礼いたします」と一言添えることで、相手に対する配慮を伝えることができます。
・ラッピングを使った心遣い
熨斗の代わりに、ラッピングを工夫し、相手の好みや季節感を取り入れることで、より親しみやすく、思いやりを感じてもらえる手土産に仕上がります。
結婚挨拶時の手土産は、熨斗を付けるかどうか迷うところですが、相手のご両親に負担をかけず、礼節を守ることが大切です。熨斗を付ける場合は「内のし」にし、表書きの言葉や水引を正しく選ぶことで、より丁寧な印象を与えましょう。
熨斗を省略する場合でも、美しいラッピングを心がけることで、気持ちのこもった手土産を準備することができます。大切な場面で失礼のないよう、マナーを守った贈り物を用意してください。
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◆店舗情報◆
C’est mieux qu’hier et mieux que jamais
(セミユキエールエミユクジャメ)
〒486-0945 愛知県春日井市勝川町6丁目141 長谷川ビル103
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