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結納の際に持参する手土産の選び方とマナー

結納は両家が正式に婚約を確認する大切な儀式であり、慎重な準備が必要です。特に、結納の場での手土産は両家の親睦を深める重要な役割を果たします。今回は、結納時の手土産の意味やおすすめの品、選び方のポイントやマナーについてご紹介します。

 

 

1. 結納の手土産の意味とは?

 

結納における手土産は、「招待していただいたことへの感謝の気持ち」を表します。特に、男性側が女性側の家に招かれた際、手土産を持参することで、丁寧な印象を与えることができます。一方、女性側が準備する「引き出物」は、訪問してくれたことに対する感謝を込めて贈られるものです。近年では、結納をレストランやホテルで行うケースも増え、両家がそれぞれ手土産を準備することが一般的になっています。

 

 

2. 結納の手土産としてふさわしい品物とは?

結納の手土産には縁起の良いアイテムが選ばれます。以下は特におすすめの品物です。

・菓子折り(クッキーやマドレーヌなどの詰め合わせ)
比較的日持ちがするため、両家が集まる際にもぴったりです。特に甘いものが好きなご家族なら、クッキーやマドレーヌといった詰め合わせは間違いなく喜ばれます。あまり味の個性が強過ぎないものを選ぶと無難でしょう。

 

・お酒(清酒)
清酒は「清め」の意味を持ち、2本セットで贈ることで「対(夫婦)」を象徴します。地元の名酒や相手の好みに合わせた銘柄を選ぶと、より心遣いが伝わります。

 

・バウムクーヘン
断面が年輪のように見えるため、末永い幸せを願う縁起の良いお菓子です。

 

・どら焼き
2枚の皮で餡を包む形が、夫婦の和やかな姿を象徴し、喜ばれます。

 

・昆布
「よろこんぶ」という語呂から、結婚式などの祝い事によく用いられる縁起物です。甘いものが苦手な方にも喜ばれます。

 

・お茶
「芽出たい」という意味が込められた茶葉は、多くの家庭で親しまれる品です。ただし、一部の地域では弔事を連想させる場合もあるため、事前に相手の考えを確認しましょう。

 

3. 手土産を選ぶ際のポイントと相場

 

・相場
手土産の相場は3,000~5,000円程度が一般的です。高価すぎると相手に気を使わせてしまうため、事前に両家で価格のバランスを取ると良いでしょう。

 

・好みに合わせる
相手の家族の好みや食文化に配慮しましょう。甘いものが苦手な方にはお酒や昆布、料理に使える食材などもおすすめです。

 

4. 結納の手土産を渡す際のマナー

 

・熨斗(のし)はかけるのが無難
結納の正式な場では熨斗をかけるのが基本です。「寿」や「御挨拶」の表書きで、紅白の結び切りの水引を選びます。

 

・丁寧な印象を与える風呂敷の使用
手土産は風呂敷で包むと丁寧な印象を与えられます。持ち運びが必要な場合は、紙袋でも構いませんが、渡す際には風呂敷から出してお渡しするのが理想です。

 

・渡すタイミング
結納の場では、両家の挨拶が済んだ後に手土産を渡すのが一般的です。食事の後やお開きのタイミングを逃した場合は、帰り際に渡すことも許容されます。

 

結びに

 

結納の手土産は、相手に敬意と感謝を示す大切な贈り物です。両家の間に温かな交流が生まれるよう、品物選びからマナーまで心を込めて準備しましょう。

 

当店では、それぞれのシーンに合わせた手土産選びのお手伝いをしております。当店まで足をお運びいただきご相談いただければ、お話を伺いながらご提案させていただきます。遠方の方や店舗にお越しが難しい場合には、ぜひオンラインショップもご活用くださいませ。

 

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◆店舗情報◆
C’est mieux qu’hier et mieux que jamais
(セミユキエールエミユクジャメ)
〒486-0945 愛知県春日井市勝川町6丁目141 長谷川ビル103
tel 0568-37-3123
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