各種法事の際には、お供物をお渡しするシーンが出てきますよね。今回は、お菓子にかける熨斗紙の選び方(マナー)についてご紹介いたします。
お供物のお菓子には、箱に熨斗紙をかけます。
その際、包装紙の上から掛ける形が基本形ですが、もしお菓子を通販や郵送で送る場合には、熨斗紙が傷つかないように包装紙の内側に付けるのがおすすめです。
熨斗紙は、「葬儀」「法要」「お盆」で種類が変わります。
・四十九日前
四十九日がすぎる前(葬儀・通夜など)は、白黒の水引が書かれた熨斗紙を使用しましょう。
この世に留まっている故人の霊に供えるという意味で「御霊前」と書きます。
しかし、浄土真宗では四十九日以前も「御仏前」を使用しますので、宗教などに合わせるようにしてください。
・四十九後
四十九日が経過した場合(法事・七回忌・お盆など)の場合は、白黒・黄白・双銀の水引から選びます。
しかしながら、その土地の風習などによってことなりますので、風習に合わせたものを選んでください。
また、水引は必ず”結び切り”という種類を選びます。蝶結びはめでたいときに使用する水引なので、間違えないように注意しましょう。
最後に熨斗紙の種類(水引)と熨斗の表書きについてまとめてみましたので、参考にされてください。
◆熨斗紙の種類◆
四十九日前(葬儀・通夜):水引は白黒の結び切り
四十九日後(各種法要):水引は白黒・黄白・双銀のいずれかの結び切り
お盆:水引は黄白の結び切り
◆熨斗紙の表書き◆
四十九日前:「御霊前」
四十九日法要以降:「御仏前」
初盆:「新盆新見舞」
志:喪主や施主が香典返しをする際に使用
また、下記の記事ではお供物におすすめなお菓子の選び方もご紹介していますので、合わせてご覧くださいませ。
◆店舗情報◆
C’est mieux qu’hier et mieux que jamais
(セミユキエールエミユクジャメ)
〒486-0945 愛知県春日井市勝川町6丁目141 長谷川ビル103
tel 0568-37-3123
open 11:00 – 19:00
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